当店看板商品のカメ印自宅湯原料の《金湯》,《銀湯》の得用ボトル(各20回分)を 組合せ自由のペアセットにしました。それぞれ特徴のある2種の有馬温泉気分を存分にお楽しみ下さい。湿気ずに保管できる専用のチャック袋入りでギフトにも最適のアイテムです。
〔2種類の薬用入浴剤のご紹介〕
●良く温まる!塩化ナトリウム・鉄分配合の金湯
カメ印自宅湯原料「金湯」
明治時代の「カメ印湯の花」のラベルを元にしたレトロなパッケージです。
この一見鮮やかなピンクの粉をお湯に溶かすとびっくりするぐらいリアルな有馬温泉の金泉の色に!!
(こちらは本物の『金泉』 泉質の良さで定評のある天神泉源直下の旅館上大坊さんの湯)
《金湯の特徴》
●有馬温泉を特徴づける『金泉』の温泉分析書のイオン組成を研究して作り出した薬用入浴剤です。
●体が良くあったまる! 『金泉』と同じく塩化ナトリウムを主成分とし鉄分を有するため、入浴後の
保温効果が高く湯冷めしにくいのが特徴です。
●お湯の香りや色の工夫、安心安全のための成分の工夫等によりご家庭でも有馬温泉の『金泉』 の
気分を味わって頂けます。
●明治時代以来当店が製造販売し好評を博してきた 『カメ印湯の花』がルーツです。
《金湯の商品説明》
●効能 神経痛/冷え性/肩のこり/腰痛/リウマチ/産前産後の冷え性/疲労回復/ 浴槽のお湯150~200Lに対してキャップ軽く1杯(25g)を溶かし、良くかき混ぜて入浴下さい。 ●使用上の注意 ・残り湯を放置すると浴槽面の磨耗した部分や底などに鉄分が沈殿し、黄色いシミができやすくなりますので、使用後はすぐにお湯を抜き、浴槽や風呂釜、循環孔のフィルターなどを良く水洗いして下さい。(ユニットバスの場合、「湯はり」モード等で30秒程通水してください。) |
おかげさまで、カメ印自宅湯原料《金湯》は新しい神戸ブランドにふさわしい魅力ある商品であるとして、2009年『神戸セレクション』に認定されました。 |
●天然保湿成分メタケイ酸ナトリウム配合の銀湯
ほぼ無色透明ながらややトロミを感じさせるような絶妙な白濁具合!
(ほぼ無色透明の銀泉のイメージ画像)
《銀湯の特徴》
●有馬温泉に湧出する『銀泉』と呼ばれる炭酸泉やラジウム泉の温泉分析書のイオン組成を研究して
作り出した薬用入浴剤です。
●『銀泉』と同じく“天然の保湿成分”と言われるメタケイ酸ナトリウムを有しお肌の健康にも貢献します。
●お湯の色は『銀泉』と同じくほぼ無色透明です。(極わずかに白濁しており味わいとなっています。)
すべすべしつつもさっぱりとした肌触りのお湯をお楽しみ下さい。
《銀湯の商品説明》
●効能 疲労回復/肩のこり/冷え性/腰痛/神経痛/リウマチ/痔/荒れ性/あせも/しっしん/にきび/ひび/あかぎれ/産前産後の冷え性/しもやけ/うちみ/くじき 浴槽のお湯150~200Lに対してキャップ軽く1杯(25g)を溶かし、良くかき混ぜて入浴下さい。 ・浴槽や床がすべりやすくなりますので、十分注意して入浴ください。 塩化Na、炭酸水素Na、硫酸Na(無水)、炭酸Ca、無水メタケイ酸Na、ベントナイト、PEG6000、BG,含水ケイ酸(製品の仕様は、改良のため事前の予告なしに 変更さ れ る場 合があります。) |
カメ印薬用入浴剤のこだわり
●ご当地イメージだけの入浴剤ではありません。 当店には明治以来、昭和の戦後すぐまで自社精製による有馬温泉の天然湯の花である『カメ印湯の花』を販売していた実績があります。種々の制約で天然湯の花の自社製造や販売が不可能な現在でも、いわゆる”ご当地イメージの入浴剤”を発売しなかったのは、メーカーの企画による商品に、名前だけ『有馬』を冠する商品に納得がいかなかったからです。 ●有馬温泉の“金泉”“銀泉”の温泉分析書のイオン組成を研究して作り出した入浴剤です。 『カメ印自宅湯原料』《金湯》のお湯の香りを嗅いでみてください。有馬温泉の金泉と同じ鉄分の香りがします。誰もが好きな花の香りではありませんが、これでこそ「有馬温泉気分」とご納得頂けると考えています。塩化ナトリウムが主成分ですので、粉末を直接舐めると大変塩辛いですし(おすすめはしませんが…)、湯上りは身体がポカポカと暖まり、湯冷めしにくいです。 『カメ印自宅湯原料』《銀湯》は、一般に《銀泉』と呼ばれている有馬温泉に湧出する無色透明の炭酸泉やラジウム泉の2種類のお湯の温泉分析書を研究し、作り出しました。それら2種の温泉は一見普通の水の様ですが、実はいずれの湯にもメタケイ酸などの天然の保湿成分や清浄成分など、お肌の健康に貢献する成分が豊富に含まれている事が分っています。この《銀湯》にはいずれの温泉にも豊富に含まれているメタケイ酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム硫酸ナトリウム、炭酸カルシウムなどをバランス良く配合しています。 ●有馬温泉の成分をそのまま再現した入浴剤ではありません。工夫が加えられています。 『カメ印自宅湯原料』《金湯》 ●お客様に安心してご利用頂ける様、”医薬部外品”の認可を得,効能表示、全成分表示をしています。 いずれの商品も安心してご使用いただける様に医薬部外品の認可を得、効能や、有効成分をはじめとする全成分の表示をしています。 ●レトロな明治時代の復刻パッケージ 2004年に発売した『カメ印湯の花』は、明治時代から戦後に掛けて当社が製造販売した『カメ印湯の花』のレトロなラベルを復刻し大変好評を得ました。実は医薬部外品化に際しては、薬事法に則り表記に制約があり当店としては明治以来の歴史もあり折角復刻した『湯の花』のネーミングや、『ありまをんせん』という味のある肩書きが使えなくなる事になる為悩みましたが、ネーミングにこだわるよりも、「まずはお客様の安心を」と考えました。基本デザインは変えず、”温泉”という言葉は使えないので『ありまをんせん』は『摂津ありまの湯』、『湯の花』や類似の『湯の素』なども使用を避けた方が良いので、肩書きのひとつ『自宅湯原料』を商品名にした次第です。 |
後に神鉄駅前となった今と同じ場所。『カメ印湯の花』を製造販売していた大正初期の吉高屋温泉堂。店頭に立つのは店主吉田儀三郎。
滑稽有馬紀行(1827年)の挿絵:有馬温泉の元湯(今の「金の湯」)で入浴している人たち
当商品のルーツ『カメ印湯の花』について有馬温泉の「湯の花」が何時から利用されてきたのか定かではありませんが、1851年(嘉永4年)には米屋(河村)四米郎兵衛という人が、薬用入浴剤として袋詰めし江戸・京・大坂に売り出したと言う記録があります。吉高屋店主吉田儀三郎はこの「湯の花」に着目し、1890年(明治23年)より「湯の花」の採取精製法の研究に着手、所有敷地内に土管で源泉を引き、30坪程の沈殿池を設置し、生産体制を作り上げました。 種々の試行錯誤の末「湯の花」精製に成功し、内務省衛生試験所の試験の結果1893年(明治26年)5月官許を得、「温泉堂」名義で『有馬温泉原薬カメ印湯の花』として発売しました。その効き目が評判を呼び、海外からもリピート注文が入る程好評を博しました。1947年(昭和22年)神戸市との合併による有馬の泉源所有権の神戸市への移管に伴う諸般の事情により製造を終えるまで、約55年間製造販売されました。商標のカメ印は有馬温泉の鎮守湯泉神社の御紋に因んで創作したもので、今も境内に鎮座する弊店ご奉の大黒様の石像の台にはトレードマークの亀と「湯の花」の文字が刻まれております。 |