有馬温泉の「湯の花」がいつから利用されてきたのか定かではありませんが、1851年(嘉永4年)には米屋(河村)四米郎兵衛という人が、薬用入浴剤として袋詰めし江戸・京・大坂に売り出したという記録があります。吉高屋店主吉田儀三郎はこの「湯の花」に着目し、1890年(明治23年)より「湯の花」の採取精製法の研究に着手、所有敷地内に土管で源泉を引き、30坪程の沈殿池を設置し、生産体制を作り上げました。種々の試行錯誤の末「湯の花」の精製に成功し、内務省衛生試験所の試験の結果1893年(明治26年)5月官許を得、「温泉堂」名義で『有馬温泉原薬カメ印湯の花』として発売しました。精製した沈殿物を打ち叩いて粉末状にした湯の花は、評判を呼び、海外からもリピート注文が入る程好評を博しましたが、1947年(昭和22年)神戸市との合併による有馬の泉源所有権の神戸市への移管にともなう諸般の事情で、惜しまれながら製造を終えました。約55年間製造販売されました。商標のカメ印は有馬温泉の鎮守湯泉神社のご紋に因んで創作したもので、弊店よりご奉納いたした大黒様は今も境内に鎮座いたし、台の石にはトレードマークの亀と「湯の花」の文字が刻まれております。
明治以来、湯泉神社のご紋の亀にあやかり、カメのマークをトレードマークにして「湯の花」を販売していました。
戦後製造をやめて以降、使用しなくなっていましたが、1995年夏の改築オープンを機に、復活させました。
せっかく考案したトレードマークがよみがえって、ご先祖様もさぞ喜んでいるのではと勝手に思っています。
店主
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